お別れ


水曜に親友が亡くなり



昨日お別れに行ってきました。



学生時代、わがままな私を年上のKちゃんは面白がって受け入れてくれました。



実業団のバドミントン選手で



鋼のフィジカル&メンタルの持ち主で



笑うとじゃりン子チエみたいで



遠くからでも「まーきちゅわーん!!!!!!」って大きな声掛けてくれて



鍛えあげた腕で「バシバシ!!」って肩叩くのがKちゃんの挨拶でした。



なんでも始めたら「極み」を目指す人で



私が当時ハマっていたスキーも



初めて滑った日から猛烈に特訓し、



短期間であれよあれよと私を抜かし、



確かインストラクターの資格レベルまで上り詰めていたはず・・・。



教員になる目標に向かうのも執念でした。


1つでも強みを持ちたいから!と



一番苦手な分野であろうバレエを



1時間掛かるはなやまバレエスクールまで習いに通っていました。



そんな中病気が見つかり



長い長い闘病になったようです。



しばらく会えない間にKちゃんは凄まじい人生を過ごしていた。



どんなにツライ時も強く立ち向かっていたそうです。


鋼のメンタルは健在だったようで



「らしいな」。




闘病を知っている知人が



「ホンマにあの人すごいねん、考えられへんくらい強いねん、バケモンやわ、もうホンマ、ホンマにすごかった。ちょっと位休んでいいと思うねん」と。



あのKチのことだから、その頑張り、想像に難くない。



「病気が治らない=負け」ではない。



でも私が知る中でもトップクラスで負けず嫌いなKは



病気のことは周りに伏せ、



ごく数人の知人しか知らなかったようで、



どんな想いで病気と闘い、



どんな想いで最期を迎えたのだろう・・・






数年前にKちゃんから電話があり



「会えへんかー??」って言われたのに



日程を合わす事が出来なかった。



いや、、合わさなかった。



最優先事項としなかった私。



Kがその時どんな想いで誘っていたのか、、



もう今は聞くことが出来ない。



Kちゃんの想いは想像するしか出来ないが、



私は確実に後悔している。







「まきちゅわん!!!!いいのか??それでいいのか?ホンマにそれで悔いは残らんのか!!!!」



っていつもKチはヘナチョコな私を叱咤してくれていた。



昨日からずーっと頭の中でリフレインしている。



知人たちが



「若過ぎるけどまさに全力で駆け抜けた、って人生やったなぁ」



と絶賛しまくるKはさすがやしカッコいい。



悲しいけれど相変わらず自慢の友人。



何も出来なくてごめん。



仲良くしてくれてありがとう。